「お金を大事にする人はお金に愛される」

「お金を大事にする人はお金に愛される」

よく耳にする言葉ですね。

大金持ちではなくても、日々の生活にそれなりに余裕があり、将来への蓄えもできるくらいにはお金があったらいいなと思う人は多いことかと思います。
毎日毎日お金のことで心配したくない..

 

では、お金に愛されるにはどうしたらいいのか。
お金を大事にするというのはどういうことなのでしょうか?

 

■1:お金を好きになる

「好意返報性の法則」というのがあります。これは、好意を寄せられると、相手にも自然と好意を持ってしまう法則です。
つまり相手のことを好きになれば、相手もあなたを好きになってしまうことです。

日本人はよく、お金に執着してはいけない、必要以上のお金を手にすると身を滅ぼす、清貧に甘んじることが美徳である、などと教え込まれます。
それによって、「お金儲け」や「お金を稼ぐ」ということ自体をなんとなく卑しい行為として認識してしまいます。

まずはお金に対する罪悪感を無くしましょう。お金を手に入れることも、お金を使うことも、大切なことです。何も悪いことではありません。
そして、なるべくならお金のことをオープンに話せるようになれたら、ぐっと罪悪感は減るはずです。

 

■2:お金を手元に留めず流す

お金が大切なので、貯めたくなります。大事なのでいつまでも手元に置いておきたくなります。
箱入り娘と一緒ですね。

しかし、溜めてしまえば入ってくるお金も留まります。
「入る」から「出す」のではなく、「出す」から「入る」のがお金の法則です。

門限の厳しい親や、子供のやりたいことにいちいち文句をいってやめさせる親は嫌ですよね。
自由に出してくれる家には、子供も帰りたくなります。
お金も子供も、快く送り出してあげましょう。

ただし、やみくもに出せば良いということではなく、自分が「ワクワクするもの」「持っていることでテンションがあがるもの」などに使い、
楽しい気持ちで送り出してやることが大切です。
笑顔で送り出してあげれば、きっとすぐに帰ってきてくれます。

 

■3:お財布を大切にする

居心地のいい場所には帰りたくなりますよね。
お金を入れる「お財布」は、お金が次に旅立つまでに過ごす場所になります。
お財布は丁寧に扱い、お金が窮屈に感じないようにしましょう。例えば、カードは必要最低限しか入れないとか、お札は折らずにいれるなどです。

お金の住処となるお財布、お財布をいれているカバン、そしてお金で購入した自身の周囲のもの全てを大切に扱うことが、お金を大切にすることに繋がります。

 

■4:お金が減ることを損だと思わない

お財布の中のお金が減ると、なんだか損した気持ちになってしまいませんか?
お金が減った分、または減った分以上のものが手に入らないとなんだか損したような気持ちになってしまいますね。

でも、お金を人のために使えば必ず自分に戻ってきます。
直接その人からお返しがなくても、必ず巡りめぐってかたちを変え、戻ってくるのです。

サービスを受けたら、十分な報酬を支払いましょう。
状況が許せば、ごちそうしましょう。
値段に関係なく、積極的にプレゼントをしてみましょう。
それを笑顔でするのです。

誰かが喜ぶ素敵な使われ方をされたお金は、また喜んで帰ってきます。

 

■5:お金に関して悪口は言わない

お金が帰って来たら、感謝できたら素敵ですね。
自分で得た収入、専業主婦の方は旦那さまの収入にきちんと感謝のできているでしょうか。

お金自体にマイナスの感情を抱くのと同様、「どうしてこれしか稼いでこれないの」など、
お金の出所の悪口も良くありません。
お金には余裕を持って接しましょう。
お金はまた戻ってきます。あせらずあわてず、気長に待ちましょう。

自分のお客様や、給与をくれる自分の会社、旦那様に「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えていると、少しずつ収入は増えて行くものです。

 

 

いやらしいお金の考え方をする人には誰も寄りつきませんから、自然とお金も逃げていきます。
ぜひ、使う自分も使われたお金もうれしくなるような使い方をいつも心がけましょう。